Band Policy of DTB
現在、俗にメジャーレーベルと言われる音楽会社では
質の高い音楽、スキルの高い音楽よりも
「一般に広く受け入れられるもの、よく売れる音楽」が好まれる。
それは会社が質やスキルよりも「会社としての売上げ」を重視する「ビジネス・資本主義」に則っているためである。
そのため本来あるべき良質なバンドは脚光を浴びることなく消えてゆくことも多々あり、
特に支持層の少ないコアなジャンルでは、
どれほどすばらしいバンドであっても脚光を浴びることはごくまれである。
またメジャーデビューしたバンドでさえ、音楽会社の数字を重視するビジネスの圧力に屈し、
自分自身の生活を維持するためにも結局は現代の売れ筋に曲調を合わせなければならないということが現状である。
流行りが過ぎたバンド、売上の落ちたバンドは契約切れとして切り捨てられる。
そしてまた会社は今、旬のバンドと契約する。
本来あるべきものが存在しない。
実に空しい音楽業界の流れを資本主義が生み出した。
そんな中、DTBは日本のビジネスに頼ることを避けることで
自分たちの揺ぎ無い信念・思いを常に貫くことを可能にし、確実な音楽の発信をポリシーとして結成された。
そのため活動は非常にスローペースではあるが、常に自分たちの質・スキルを磨き、
どんな形であれ一人でも多くのリスナーのもとへDTBのサウンドを届けることができればこの上ない幸せだと考えている。
本来あるべき姿が通用しない日本の音楽の流れとビジネスに、本来あるべき姿で挑戦する。
それがDIMENSIONAL THINKING BUGである。
まだまだ未熟ではあるが日々切磋琢磨、常に目標と理想に向かい確実に活動していきたい。